睡眠時無呼吸症候群

マスコミでもたびたび取り上げられているので興味のある方も多いことと思います。寝ている間に呼吸が止まってしまう病気です。なにより呼吸が止まっているという自覚が全くないコワイ病気です。

当院では、開業時より睡眠時無呼吸症候群の治療を積極的に行って参りました。とくに、CPAP治療はその特性により地元の方々に継続治療していただくため、最小限の時間負担で通院していただけるよう心がけております。

対策をとって睡眠の質を向上することにより、より一層健康な体を作ることが可能です。

診療の流れ

以下の手順で治療に至ります

  1. 質問票の記入
  2. 問診ならびに鼻腔形態、咽頭、喉頭形態の視診(内視鏡)
  3. 睡眠検査日程決定
  4. 睡眠検査実施
  5. 結果のご説明と治療の計画
  6. 治療開始

※スタートは一般診療中の診察で対応いたしますので、通常の受診手続きをお願いいたします。

対 策

ダイエット

肥満はイビキ、睡眠時無呼吸症候群の大きな原因です。しかし、絶食によるダイエットは必ずリバウンドをおこします。ダイエットは一人ではなかなかうまくいきません。成功の秘結は、協力者を作ることです。
◆最新情報!◆
 睡眠時無呼吸症候群を解消して熟睡できるようになると、成長ホルモンの分泌が良くなり、その結果基礎代謝が上昇、さらには体重が減少しやすくなります。
肥満→睡眠時無呼吸→痩せない という肥満スパイラルが存在するようです。

口腔内装具による治療

軽症から中等症の睡眠時無呼吸症候群の治療に使用します。睡眠検査結果を記載した紹介状を歯科にお持ちいただいてマウスピースを作成してもらい、就寝の際に装着していただきます。保険適応があります。

CPAP (経鼻的持続陽圧呼吸)による治療

当院の睡眠時無呼吸症候群治療はこちらになります

睡眠検査により、適応があればすぐにはじめることができ、確実に効果がある治療法ですが、なれるまでに少し時間を要します。健康保険による治療が可能です。

※現在、新形コロナウイルス感染症の影響により、CPAP機器の供給が滞っております。また、諸般の事情により、新規のCPAP治療は中止しております。

手術治療

軟口蓋の形成をレーザを用いて行う方法があります。(LAUP)  また、鼻づまりを起こす病気(鼻中隔彎曲症、副鼻腔炎など)がある場合は併せて手術を行います。入院が必要になる場合が多いので、専門の大学病院をご紹介いたします。

舌下神経電気刺激療法

CPAP治療に適さない、あるいは、CPAP治療に耐えられない、中等症以上の閉塞性睡眠時無呼吸症候群に対して行う治療法です。 本人の呼吸と同期して舌下神経を刺激し、舌基底部の筋収縮を誘発することで、上気道の閉塞を防ぐことができます。

イメージとしては心臓ペースメーカーのような感じになります。2021年6月より保険適応になりました。

東京都狛江市東野川2-20-5
   エストヴィアン101

 電話 03-5761-3387

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   簡易検査実施中
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