毎年おなじみの、ポールンロボによる当院の花粉飛散観測を開始いたしました。
現在の花粉飛散状況はこちらから。
花粉観測機「ポールンロボ」の目の色の変化と飛散数の目安
花粉観測機 ポールンロボ |
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目の色 | 白 | 青 | 黄 | 赤 | 紫 |
飛散数/日 | 0~29個 | 30~99個 | 100~199個 | 200~299個 | 300個~ |
2014年のスギ・ヒノキ花粉の東京の飛散予想は、例年並の予想で、4,000個あまりの花粉飛散の予想です。
1月になり、すでにスギ花粉の飛散は開始しておりますが、本格飛散開始は2月の中旬ごろの予想です。
飛散前の対策としては、初期治療として、飛散予想日の7-10日前から予防内服薬を用いることで、花粉症発症を抑えたり、軽くすることができます。(一旦症状がひどくなってしまうと、治療効果が出るまでに時間を要してしまいます。)
1月中に受診していただくと、お薬処方とともに、服用開始期日をご指導さし上げます。
1月1日からの日中最高温度の積算が400℃を超えるとそろそろ飛散開始といわれております。今年は寒いために、この温度に達するには時間がかかる、すなわち、飛散開始は遅いかもしれません。
下記サイトに、積算温度の分布図が示してありますのでご参考にしてください。
ハンノキは身近な公園、山地など日本全国に植生し、1~6月の長い期間に花粉を飛散します。また、OAS(口腔アレルギー症候群)の交叉アレルゲンにもなり、リンゴ、モモ、メロン、ヘーゼルナッツなどを食べると、口の中がいがいがしたり、アレルギー症状を起こすことがあるといわれています。
ハンノキアレルギーがあるかどうかは、血液検査でわかります。